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2010年1月12日 (火)

船橋流と王蔵流

こんにちは、管理人です。

今日はパレスホテルでの新年会への出演ですね。雪が降ると車で太鼓を運ぶのが大変になるので降らないでもらいたいですね。

曙子どもはやし連の流派は船橋流です。現在の世田谷区千歳船橋に住んでいた内海軍次朗さんという人が調布の国領囃子連さんに伝え、それを立川の錦囃子連さんが習い、そこから曙子どもはやし連が習ったものです。国領囃子連さんは船橋流の原形に近い、いわゆる「地」の囃子を継承しているようです。しかし錦囃子連さんにおいては相当に手が加えられ、いわゆる「くずし」の形で定着し「地」の囃子ではなくなっているようです。従って曙子どもはやし連には「地」の囃子は伝わらず、初めから「くずし」の状態で伝わっています。

川越には王蔵流、芝金杉流、堤崎流の三つの流派がありますが、その中の王蔵流は船橋流によく似ています。それもそのはず、文政年間に現在の杉並区の高井戸から伝わったそうです。高井戸のお囃子は中間だと思うので、明治時代に王蔵金によって手が加えられたときに早間になったんじゃないでしょうか。王蔵流の一囃子は屋台、鎌倉、鎌倉攻め、シチョウメ、ニンバ、屋台という構成で船橋流とまったく同じです。鎌倉攻めというのは船橋流で国堅めといわれる曲です。船橋流では鎌倉からシチョウメに移る曲を国堅めと呼んでいます。八王子の目黒流では国固めという曲が存在し、鎌倉からシチョウメに移る部分は曲ではなく、あくまでも鎌倉とシチョウメのつなぎとして扱われるようです。

色々知ると船橋流の「地」の囃子がどういうものなのか知りたくなります。そして後進の指導にあたるときに「元々は地の囃子がこうだったけど、くずしを入れてこうなった」と説明できたほうがいいかなぁとも思います。今年はN会長と国領神社のお祭りを見学に行きたいと思いますが10月上旬は所沢、鹿沼、佐原、佐倉など有名な山車祭りとかさなるんですよねぇ・・・。

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管理人」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
Nです。
そうですね。今年はうちのはやし連の原型と
いうのを見学したいです。
ネットでなどで調べても府中の船橋流などは
結構情報や映像などがあるのですが、
調布や世田谷などはあまり無いので実際に行って
できれば映像に納めて来れたらと思います。
昨日は、ちょっと帰りが遅くなってしまったので
昨日の出演の記事はまたあとでUPしたいと
思います。

投稿: N | 2010年1月13日 (水) 15時34分

平成22年3月7日(日)に北沢タウンホールで第43回世田谷区民文化祭郷土芸能大会が開催されますね。世田谷区といえば船橋流の聖地です。自分も数年前に一度観覧させていただきましたが一つの団体を除いて全て船橋流でした。舞に天狐や外道は出てこなかったです。獅子も寿獅子に近い感じでした。モドキは獅子から出てきますが獅子を紐で背負って烏帽子をかぶり二丁扇で舞っていました。岡目のお化粧するくだりが上手だったのを覚えています。鳴り物は女性は正座ですが男性はアグラでした。また、鉦も座っていて笛だけが立っていました。半纏には全員が帯をしないよう揃えていました。カルチャーショックというか目から鱗でした。大人メンバーで行ける人はなるべく行くようにしましょうね。観て真似をしようというのではなくて自分達のやっている船橋流の元がどんなだったかを知るだけでも勉強になると思います。

投稿: 管理人 | 2010年1月13日 (水) 16時22分

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